家族や恋人のスマホをモニタリングできるスマホ監視アプリ。どのようなときに、どのような機能を使うことができるのでしょうか?今回は、iPhone・Androidそれぞれで使えるおすすめアプリを15個まとめてみました。
スマホ監視アプリとは、アプリをモニタリングしたいスマホにダウンロードすることで、そのスマホの位置情報やスマホ内の情報を取得することができるアプリのことです。子どものスマホでの行動をモニタリングしたり、恋人や夫婦間で情報を共有したりすることができます。
スマホ監視アプリは、具体的にどのような場面で必要になるのでしょうか?よくある使い方・目的としては、子どもの居場所を把握し安全を守るため・パートナーとの情報共有をスムーズに行うため・パートナーの浮気や不倫の調査をするため、といったケースで使われることが多くあります。それぞれいくつかの注意点を考慮したうえで、アプリを活用できます。
スマホ監視アプリでどのような情報がモニタリングできるのでしょうか?代表的なものだと、GPSを使い位置情報を取得し、学校などへの出入りや行動履歴を確認することができます。また、スマホ内にダウンロードしているアプリの情報やコミュニケーションの内容、写真や動画・ファイルの確認まで可能なアプリもあります。
それでは、このパートではiPhone・Androidで使えるモニタリングアプリをご紹介していきます。
オンライン追跡ツール「Spylix」は、簡単な設定をするだけでデバイスの正確な位置情報を共有できるほか、様々な情報をモニタリングできるアプリです。
位置情報だけでなく、相手のコミュニケーションアプリのチャット、通知、友達リストやアプリのダウンロード状況を確認することができます。アンドロイド版Spylix、Spylix for iPhoneで、アドレスを入力して無料の Spylix アカウントを作成し、簡単な設定をするだけで利用可能です。
手順1: 新規アカウントの作成
まずメールアドレスを入力し、無料でSpylixに登録します。
手順2: Androidでアプリをセットアップ
アカウントで共有されている手順に従い、Spylixインストーラーをダウンロードします。インストールしたら、「続行」をクリックします。
手順3: Androidで他の人のスマホを監視するには?
登録後、位置情報だけでなくスマホのアクティビティを監視することができます。テキストメッセージやブラウザの閲覧情報なども簡単にモニタリングが可能です。
手順1: 新規アカウントの作成
まず、アカウントを作成します。Webサイトにメールアドレスを入力し、登録します。
手順2: iCloud ログインの詳細を入力
次に、追跡するターゲットデバイスの iCloud ログインの詳細を入力し、「続行」をクリックします。
手順3: iPhoneで他の人のスマホを監視するには?
登録後、位置情報だけでなくスマホのアクティビティを監視することができます。テキストメッセージやブラウザの閲覧情報なども簡単にモニタリングが可能です。
FamiSafeは、子どものスマホ利用時間や位置情報の取得、不適切なコンテンツの検知が可能になるアプリです。親として最低限モニタリングしたい情報を管理し、端末の安全をまもることができます。投稿などからリスクのあるキーワードを追跡できるメリットがあり、無料トライアルも可能ですが有料サービスとなります。
PcTattletaleは、従業員や子どもの監視に必要な機能が搭載されているアプリです。SNS、テキストメッセージ、メール、Webブラウザのモニタリングを中心に行うことができます。60日間の返金保証がついているため試しに利用するハードルは低いですが、モニタリング対象はアンドロイド、Windowsに限られます。
KidLoggerは、特に子どものPCやスマートフォンでのアクティビティをモニタリングすることができるサービス。端末を使った時間や使ったアプリ、Webサイトへのアクセス状況や誰とコミュニケーションをとったかなど、様々な情報を取得できます。幅広い端末の情報を取得できる一方、監視できるアプリは限られている部分があります。
CellTrackerは、Android スマートフォンのみ使うことができるモバイル追跡、バックアップ、盗難防止アプリです。アプリを通じて通話、閲覧履歴、位置データ、写真ファイル、メッセージ、アプリなど様々な情報を保存でき、バックアップや盗難防止の目的のために様々な情報を取得できる特徴があります。デメリットとしては、iPhoneでは利用ができないため注意が必要です。
iKeyMonitorは、主に子どもをオンラインの危険から守るために様々な機能を使うことができるアプリ。テキストメッセージの監視、通話の録音、Webサイトの閲覧履歴確認や位置情報の閲覧などが可能になっています。健全なスマホ利用ができるようコントロールしたりすることも可能で総合的な機能がありますが、子供向けのため、大人の利用はしにくいアプリになります。
Spyphoneは、家族間でスマートフォンの情報を管理・連携できるアプリです。インストールされている端末のGPS情報や、連絡先、アプリをモニタリングすることができます。シンプルな機能で使いやすい設計になっている一方、モニタリングできる情報は限られているので、目的に合うか確認して使うことをおすすめします。
Spyzieは、従業員や子どものモニタリングを行うことができるアプリです。位置情報やブラウザの履歴、SNSでのメッセージ履歴など幅広い情報が取得でき、カスタマ-サポートも24時間対応と充実している特徴があります。無料プランはないため、有料でのみ利用が可能なサービスです。
mSpyは、スマホにいれることで位置情報をモニタリングすることができるアプリ。位置情報を正確にモニタリングできるだけでなく、スマホアプリ内のメッセージ、LINEやMessenger、skypeなどのコミュニケーションアプリでのやり取りの記録を確認できます。しかし、無料版がなく有料のプランでのみメッセージの監視が可能になります。
Life360は、友人や家族などの一番大切な人たちと「サークル」という機能でつながり、位置情報などの情報連携が可能になるアプリです。アプリを使うことで友達や家族が今どこにいるかを地図上で把握でき、日常的に出入りする場所にいったタイミングで通知したりチャットで共有できます。デメリットとしては、位置情報の反映に時間がかかりリアルタイムで反映されない、といった口コミがありました。
AirDroidでは、Androidのスマホやタブレットの操作やストレージなどを、PCから管理することができます。端末でのアプリのインストール・アンインストールや紛失したスマホの追跡など、遠隔での管理に特化していることがメリットになります。ただAndroid向けのため、iPhoneで利用することはできないこと、アプリ内の情報のモニタリングはできないため、目的を絞って活用しましょう。
ケルベロスは、モニタリングしたい端末にアプリを入れることで、スマホの位置情報の取得や通話履歴の情報を確認できます。スマホにダウンロードしているアプリ一覧から隠す機能があるため、アプリを入れていてもばれにくいことがメリットの一つです。一方、LINEなどのアプリ情報はみることができないこと、iPhoneに対応していないことがデメリットになります。
Pushbulleは、Google chromeの拡張機能で、スマホデータやメモをブラウザと共有できる機能が特徴です。普段使うPCから、スマホに届いたメッセージの通知などが確認できるため、モニタリングしている端末のコミュニケーションアプリのトーク内容なども確認できる可能性があります。デメリットとしては、スマホにインストールするハードルがあることがあげられます。
Phonedeckは、幅広い機能があり、端末の位置情報や電話帳の確認、遠隔で端末を経由した録音やカメラ撮影、などを操作することができます。複数のスマートフォンを管理できるメリットがあり、パソコンからそれぞれの情報を確認することが可能です。無料で多くの機能が多いため、使いこなすハードルが高いサービスでもあります。
Prey Anti Theftは、GPSアプリとしてスマホの紛失や盗難等の際に特に使えるアプリです。GPSでリアルタイムの位置情報の把握や特定エリアの出入りの通知などができます。スマホ内のアプリ一覧から隠す機能があり、ダウンロード後もわかりにくい特徴があります。一方で有料版・無料版で提供機能が違うため、無料版はリアルタイムの位置情報確認に機能が絞られることに注意してください。
スマホ監視アプリとしておすすめなのはSpylixです。Spylixを選ぶべき理由は二つ。一つ目は、デバイスに大きな影響なく簡単にデータにアクセスできること。二つめは、バックグラウンドモードで動作するため気づかれることなく確認できることです。手軽に簡単にアプリを利用しながら、幅広い情報を取得できるメリットがあります。
スマホ監視アプリについて、様々な角度からアプリをご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。目的によって機能や値段が大きく違いますので、モニタリングしたい対象や内容をぜひ検討して使ってみてください。