子供の位置情報を家族で共有したり、日常の中でモニタリングしたい、といった際に、どのようにアプリを選択したらよいのでしょうか?今回の記事では、アプリの選び方やおすすめアプリについてまとめてみました。
近年、子供の位置情報をモニタリングする重要性が高まっています。多くの子供がスマホを持っている時代。一人で通学している間に、学校への出入りについてモニタリングできたり、今どこにいるのかを確認できるアプリにより、予測しずらいリスクへの対策ができます。
子供用GPSアプリはどのように選べばよいのでしょうか?選ぶ際に重視すべきポイントの一つは、アプリで必要な情報を取得できかどうか、という点です。アプリにより機能が異なるため、家族で共有したい情報がしっかり取得できる確認しましょう。
それでは、おすすめアプリを10種類ご紹介していきます。
まずおすすめのアプリは、オンライン追跡ツール「Spylix」です。Spylixでは、アプリをスマホに入れるだけで、GPSだけでなkスマホ内の多くの情報をモニタリングできます。
SpylixのGPS追跡では、以下のような機能を利用できます。
・子どものスマホの位置と正確な住所を確認
・子どものスマホの位置情報履歴を追跡できるほか、マップビューでもリアルタイムの位置を追跡
・子どもがどこに行っているか、位置情報の履歴を日時でも確認
・ジオフェンシングとウェブサイト、アプリ、WiFiブロッキング
・ステルスモードで追跡。ルート/脱獄は必要なしで利用
位置情報関連の機能だけでなく、以下のような機能もあります。
・テキストメッセージ、LINEや各種チャットアプリ内のチャットを監視
・通話履歴、連絡先、メール、閲覧履歴、キーロガーを表示
・ジオフェンシングと Web サイト、アプリ、WiFi のブロック
・設定後2分以内に追跡を開始
Find My Kidsは、子供を家族でモニタリングできる、家族用のGPSトラッカー。アプリを利用すると、子どものGPS ウォッチを連携したり、位置情報をモニタリングしたりできます。
メリット
・デバイス内のほかのアプリの利用状況などもモニタリングできる
デメリット
・位置情報を中心とした機能が中心
Google ファミリー リンクは、子どもがインターネットをより安全に利用できるように保護者にが使用制限を設定したり位置情報を確認したりすることができるアプリです。
メリット
・利用上限の設定やプライバシー設定などをコントロールできる
デメリット
・リアルタイムな位置情報の把握は可能だが、履歴などの確認ができるか不明
コドマモは、子どものオンライン上の行動をモニタリングできるアプリです。
メリット
・位置情報だけでなく、わいせつな自撮りの検知などのリスクをモニタリングできる
デメリット
・怪しいチャットの検知など様々な機能がリリース予定だが、すべてのチャットのモニタリングなどは難しい
Life360は、友人や家族などの身近な人と繋がり、情報連携ができるアプリです。「サークル」機能でつながり情報共有ができます。
メリット
・繋がっている友達や家族の居場所を地図で確認でき、指定の場所に入るタイミングで通知できる
デメリット
・位置情報の反映に時間がかかることがある
ココダヨは、特に災害時の情報共有を目的としてつくられているアプリです。アプリ内で家族と繋がり、緊急時に位置情報をすぐに共有できます。
メリット
・避難場所の情報もわかるので、緊急時に様々な情報を確認できる
デメリット
・災害対応に特化しているため、日常的な位置情報のモニタリング機能は少ない
ココイルは、アプリを使っているユーザーで繋がり、自分の居場所を共有できるアプリです。
メリット
・つながっている家族などと自分の居場所を地図上で表示でき、アバターを選択して共有が可能
デメリット
・アプリの中で共有を選択しないと、他人に情報を共有できない
Googleマップデモ位置情報の共有が可能です。タイムライン機能を使ったり、位置情報をユーザー指定で共有できます。
メリット
・多くのスマホに入っている地図アプリを使って手軽に共有できる
デメリット
・移動情報の記録はGoogleアカウントと紐づくため、Googleアカウントが必要
Lunascopeは、位置情報共有に関する機能が多くあるアプリ。地図上に位置情報を表示したり、指定の場所に到着した際に通知できます。
メリット
・アプリが直感的に分かりやすく、位置情報に関する機能が多い
デメリット
・位置情報に関する機能以外も使い情報も集めたい場合は、機能がありません。
iシェアリングは、アプリを通じて位置情報や移動情報を共有することができるアプリ。緊急事にアラートを送ったり、繋がっているユーザーが近くにいると通知したりできます。
メリット
・通知やアラート機能を使って情報共有ができる
デメリット
・位置情報以外の情報のモニタリングはできない
10種類のアプリを、代表的な機能ごとに比較してみました。
〇=機能あり
✕=機能なし
?=不明
機能 | Spylix | Find my kids | Googleファミリーリンク | コドマモ | Life360 | ココダヨ | ココイル | Googleマップ | ルナスコープ | iSharing |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
位置情報リアルタイム確認 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
位置情報履歴確認 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 | 〇 | ? |
ブラウザ 閲覧履歴の確認 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
アプリ一覧の確認 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
チャット内容の確認 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
子供用GPSアプリとして、できるだけ多くの情報を取得し子供の利用状況のリスク管理をしたい場合は、spylixのアプリをおすすめします。Spylixでは、位置情報の取得以外にもブラウザの閲覧状況やメッセージの内容・やとりの相手、使っているアプリなどを全体的に把握できるため、危険な使い方をしていないか常に確認することができます。
それでは、具体的な位置情報の取得手順についてご紹介します。
手順1: 新規アカウントの作成
まず、アカウントを作成します。Webサイトにメールアドレスを入力し、登録します。
手順2: iCloud ログインの詳細を入力
次に、追跡するターゲットデバイスの iCloud ログインの詳細を入力し、「続行」をクリックします。
手順3: iPhoneで子供の位置情報を追跡
現在位置を追跡するには、コントロールパネルに移動し、「主な機能」セクションの「GPS位置」をクリックします。地図ビューを表示するには、「Googleで表示」リンクをクリックしてください。
手順1: 新規アカウントの作成
まずメールアドレスを入力し、無料でSpylixに登録します。
手順2: Androidでアプリをセットアップ
アカウントで共有されている手順に従い、Spylixインストーラーをダウンロードします。インストールしたら、「続行」をクリックします。
手順3: Androidで子供の位置情報を追跡
デバイスがどこにあるか、最近どこにあったかを簡単に確認できるようになります。
これを行うには、コントロールパネル「主な機能」の「GPS位置情報」をクリックします。「Googleで表示」リンクをクリックすると、地図ビューが表示されます。
子供の位置情報のアプリについて詳しくまとめてみました。10種類のアプリの特徴をそれぞれ比較しましたが、アプリにより搭載されている機能が異なりますので、取得したい情報によって選んでみることをおすすめします。